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自律神経・疲労

平熱が35度台の人が増えている——低体温と甲状腺・鉄・ミトコンドリアの関係

平熱が35度台、体が温まりにくい、冬でも夏でもだるい。慢性的な低体温の背景には、甲状腺・鉄・ミトコンドリアの働きが関係することがあります。食事と栄養素から体温を整えるアプローチを解説します。

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平熱が35度台の人が増えている——低体温と甲状腺・鉄・ミトコンドリアの関係

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平熱が35度台、あなたは大丈夫ですか?

「最近、体温を測ったら35.6度だった。病院で異常なしと言われたけれど、なんとなくだるい。」

こうした声は、40代・50代の女性を中心に増えています。平熱が36度台なら問題ないと思われがちですが、35度台が続く状態は、体のエネルギー産生や免疫の働きに影響することがあります。

「冷え性」とは少し違います。冷え性は手足など末梢の冷えを指しますが、低体温は体の中心温度(深部体温)が慢性的に低い状態です。この記事では、低体温の背景にある仕組みと、食事・栄養素からアプローチする方法を解説します。


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3行まとめ

  • 平熱35度台が続く場合、甲状腺・鉄・ミトコンドリアの働きが関係することがあります。
  • 体温を上げる仕組みはエネルギー産生と直結しており、特定の栄養素が不足すると低下しやすくなります。
  • 食事の土台(たんぱく質・鉄・ビタミンB群・ミネラル)を整えることが、体温維持の基本です。

体温はどこで作られているのか

体温の約40%は筋肉で、残りは肝臓や消化器官などの内臓で作られています。筋肉量が少ない人や、内臓の働きが落ちている人は、熱を生み出す力が弱くなりやすいです。

熱を作る仕組みの中心にあるのが、細胞の中の「ミトコンドリア」です。ミトコンドリアは、食事から摂ったブドウ糖・脂質・アミノ酸を使ってATP(エネルギー)を生産します。このプロセスで副産物として熱も生まれます。

つまり、ミトコンドリアがうまく働かないと、エネルギーも熱も十分に作れなくなります。


低体温の背景にある3つの仕組み

1. 甲状腺機能の低下

甲状腺ホルモンは、全身の代謝速度を調整する役割を持っています。甲状腺の働きが落ちると、代謝が全体的にゆっくりになり、体温が上がりにくくなることがあります。

甲状腺の機能には、ヨウ素・亜鉛・セレンといったミネラルが必要です。これらが不足すると、甲状腺ホルモンの合成や活性化がうまくいかないことがあります。

2. 鉄不足による酸素供給の低下

鉄は赤血球のヘモグロビンに含まれ、全身に酸素を運ぶ役割を持っています。鉄が不足すると、酸素が細胞に届きにくくなり、ミトコンドリアでのエネルギー産生が低下します。その結果、熱の産生も落ちやすくなります。

特に月経のある女性は、毎月一定量の鉄を失うため、食事だけでは補いきれないケースもあります。

3. ミトコンドリアの機能低下

ミトコンドリアが正常に働くには、鉄・マグネシウム・ビタミンB群・コエンザイムQ10などが必要です。これらが不足すると、エネルギー産生の効率が落ち、体温維持にも影響することがあります。

加齢とともにミトコンドリアの数や質は低下しやすくなります。特に40代以降は、意識的に栄養を整えることが大切です。


低体温に関係する栄養素

栄養素役割不足しやすい人
酸素運搬・ミトコンドリア機能月経のある女性・偏食の人
亜鉛甲状腺ホルモン活性・酵素反応加工食品が多い人
セレン甲状腺ホルモンの変換魚介類・ナッツを食べない人
ビタミンB群エネルギー代謝の補酵素糖質が多い・飲酒量が多い人
マグネシウムATP産生・酵素反応ストレスが多い・運動する人

体温を整えるために見直したい食材

積極的に取り入れたい食材

  • :たんぱく質・鉄・ビタミンB群が揃う
  • 赤身の肉(牛・豚):ヘム鉄・亜鉛・ビタミンB12
  • 魚介類(あさり・かき・さんま):鉄・亜鉛・セレン・DHA
  • 海藻(わかめ・昆布・のり):ヨウ素・ミネラル
  • ナッツ(くるみ・アーモンド):マグネシウム・セレン
  • 納豆・豆腐:たんぱく質・鉄・ミネラル

体温を下げやすい習慣

  • 朝食抜き(体温が上がりにくい)
  • 糖質だけの食事(ビタミンB群が消費される)
  • 過度なカロリー制限
  • 水分不足(血流が悪化する)

簡単レシピ:「牛あさりの旨味スープ」

鉄・亜鉛・ミネラルを一度に補える、体を温めるスープです。

【材料(1人分)】
・あさり(砂抜き済み) 100g
・牛薄切り肉        50g
・わかめ           ひとつまみ
・生姜(すりおろし)  小さじ1
・だし汁           300ml
・味噌             小さじ1〜2
・天然塩           少々

【作り方】
1. だし汁を火にかけ、牛肉を入れてほぐす
2. あさりを加え、口が開くまで中火で煮る
3. わかめ・生姜を加え、味噌を溶く
4. 塩で味を整えて完成

所要時間:10分
ポイント:生姜を加えることで体を温める働きが加わります。

体温の土台を整える栄養素

体温を維持するエネルギー産生の土台を整えるには、マグネシウムとビタミンB群が欠かせません。

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超高濃度マグネシウム(液体50ml)

作用機序:ATP合成酵素補因子Ca²⁺チャンネル拮抗筋弛緩NAD+代謝NMDA受容体調整

山田豊文先生監修。天然海水由来の液体高純度マグネシウム。ATP産生・筋弛緩・神経過敏抑制・Ca²⁺拮抗作用。液体タイプで吸収が速く、「精製塩社会」で枯渇しやすいミネラルを効率補給。

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ビタミンB⁺

作用機序:ミエリン鞘再生TCAサイクル補因子ホモシステイン代謝神経伝達物質合成

山田豊文先生監修。B1・B2・B6・B12・葉酸を含む複合ビタミンB群。末梢神経のミエリン鞘再生・エネルギー代謝(TCAサイクル)の補因子として神経修復を促進。

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亜鉛(高吸収型)

作用機序:免疫酵素補因子IgE産生抑制DNA修復精子形成腸粘膜バリア修復

山田豊文先生監修。高吸収型の亜鉛。300種以上の酵素補因子として免疫・DNA修復・精子形成に必須。IgE産生を下方制御し花粉症などのアレルギー反応を緩和。

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本記事は教育目的の情報提供です。特定疾患の診断・治療を目的とするものではありません。

監修:大黒 充晴(柔道整復師(国家資格) / 杏林アカデミー(杏林予防医学研究所)上級講座修了 / JALNIマスター講座修了者 / 臨床歴23年)/ 編集:NJM編集部

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